« 2013年1月6日 - 2013年1月12日 | トップページ | 2013年1月27日 - 2013年2月2日 »

無私の心を学びたい・・

2013年1月18日天気は曇り・・

 えびす祭りも終わり、日々アルバイトに明け暮れてました。深夜の仕事は休みがありませんが、日中の仕事(集金)は、自由に時間が使えますので、サボると酒の誘惑に負けて爛れた生活に陥ることが間々あります。そんな時に、日中の仕事もあって良かったと思います。

 さて戯言ですが、えびす祭りの衰退に向かうことを前の記事で綴りましたが、我が町(商店街)の衰退は、どんどん進んでいます。年始の初団会で、議員さんが「街をなんとかと、市長や職員と話しています。」と言う言葉を聴いたりしていますが、街の人達と同じで老いには、どうしようもないことだろうなーと思います。

 我が商店街は、戦後の発展期から、繁栄、衰退と眺めてきましたが、約60年ほどだと思いますね。我が家の商売(戦前の商いを変更)もそうでしたが、儲け主義の経済活動(私利私欲)の集団が形成して出来た街だったなーと振り返ってます。戦前の小さな商いの店群を滅ぼして行ったのも、この60年の様な気がします。
 たかだか60年ですが、国や地方の政治が悪いからとか、時代の流れだからと、自分を責めずに他者のせいにしていますが、今後のこの街を、若者達がどのように暮らし良い街にするのかを日々考えています。

 深夜のラジオ(NHK)から、「無私の日本人」と言う本を出された磯田 道史氏の話を聴きました。興味深い言葉が多かったですね。島崎藤村の「夜明け前」を再度読んでいますが、馬籠宿の登場人物達に私利私欲がない(無私)と言う感じを持っていましたので、引き込まれて、「無私の心」をネットですが少し学んでみました。

 磯田氏の本は、穀田屋十三郎、中根東里、大田垣蓮月の3名の史実に基づいた話のようです(読んでみたい)。
3名共に名も無き存在で有り続けましたが、その私欲を捨てた行いは、これからの日本人や我が街(若者達)にも必要なことだと思いました。

穀田屋十三郎
この方は、この磯田 道史の本でしか、ネット検索では多くは学べないです。有名になることを拒んだ方なんですね。

「一粒の花の種は、地中に朽ちず、終に千林の梢に登ると謂ふ事も候へ」

「こんな生き方があった」・・YOMIURI ONLINEの記事を張り付けましょう。

中根東里
 この方も、当時随一の天才と言われた中で、小さな村の清貧の中で生涯を送られ、人の幸福とはと模索し、「陽明学」で悟り、小さな村の教育に生かされたようですね。
 花見で美味しそうなご馳走を食して楽しんでいる家族を眺めて、何もない自分であるが、幸せを感じて微笑んでしまう人だったようです。


中根東里の「壁書」
を貼り付けます。

 無私をネットで学んでいまして、武士道は日本人の心であると言う記事に出会いました。特に明治に大きく花開いたと、廃藩置県後に武士が各地で教育者となったのが、全国で80%であったらしい記事でしたね。

 今NHK大河ドラマで、「ならぬものは、ならぬ」と言う言葉が出てきましたが、恥ずることをしてはいけないと教育されたようですね。日本人の精髄かもと思います。

大田垣蓮月
 この方も、無私の心で清貧の中で、人々に尽くされたようです。

ねがはくはのちの蓮(はちす)の花のうへにくもらぬ月をみるよしもがな(辞世)

 泥に咲く蓮の花への透写であろうと、磯田 道史氏は言っておられましたね。

 この3名だけではなく、無私の心をネットで歩いてみました。

小林秀雄「無私の精神」の記事を貼り付けておきましょう。

最後に西郷隆盛の言葉を見つけました。

「金もいらない、名もいらない、命もいらないという奴ほど、始末に負えない者はない。しかし、始末に負えない者でなければ、国家の大事を任せる訳にはいかない」

 もっと深く学んでみたい「無私の心」ですね。日本人の美徳の精髄だろうと思います。ネットを彷徨うと、歴史上で、まだまだ沢山の無私の精神が眺められます。国家を論じた、西郷隆盛対大久保利通や現在の経営者稲盛和夫氏やらと出てきます。小さな地方の歴史でも、沢山の無私の心で、活躍された方達が居られると思います。
街や国が、永続的に平和に暮らせる世界を目指す時に、この心の人達が多く出現することだと思ったりしています。

「武士の家計簿」で人気を博した若手歴史家・磯田 道史氏の言葉を記して、次の考察に残しておこうと思います。

「ほんとうに大きな人間というのは、世間的に偉くならずとも金を儲(もう)けずとも、ほんの少しでもいい、濁ったものを清らかなほうにかえる浄化の力を宿らせた人である」

| コメント (2)

« 2013年1月6日 - 2013年1月12日 | トップページ | 2013年1月27日 - 2013年2月2日 »