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ひきこもっていた青年のその2(向上心)・・「遊季節・9月の2」

2010年9月22日天気は曇り・・

 さて塵埃記の進みが、大変に間隔が空き出しました。カンカン照りの暑さもあり、仕事の野暮用の多さもありで、また昼の集金業務の合間を縫って、秋の草花も追いかけています。ネットをのんびりと楽しむ時間がありませんね。

 そんな中で、新聞屋は人の流れが激しいです。老いたベテラン達(小生含む)は、非常に安定していますが、新しくやって来た若者達は、入社、退社を繰り返すようで、名前を覚えるまでにいなくなる感じも受けますね。すぐに新人がやって来ますね。若者達の働き場所が少なくなっているのを感じますね。

 そんな中で、小生に懐いてきた「ひきこもっていた青年」は、元気に会社(新聞配達)にやってきています。入社当時から、小生の当番(泊まり)の時に、小生の横で床に座り込んで、ぶつぶつ言っていたのを思い出しますね。
 「僕は駄目です。続きそうもありません。」と嘆いているのを、「なにも考えるな、明日も、体だけ会社にもってこい。」と励まし続けて、1年とちょっとが経ちましたね。

 彼は長くひきこもっていたから、世間の一般常識的社会性が身についていなくて、皆から馬鹿扱いされる上に、ミスを多発しましたね。
 小生とベテラン配達員が、「奴は続くかもしれなー」と励まして来ましたね。他の若者達は、小遣い稼ぎ的なところもあり、辛くなると続きませんね。
 彼は、ここの給料がなくなると、食ってゆけませんからね(両親は亡くなってます)。そのことを、小生は懇々と諭しましたね。

 そんなこともあり、彼なりに頑張って1年が過ぎました。少し大人になってきたと思った時に、ベテラン社員達との交流場所に来るようにさせました。
 ところが何度か連絡もなしに、約束を破ってしまいましたね。返事は、「疲れて寝てました。パチンコに行ってました。」ですね。
 小生は、ライオンの親ではないですが、崖に突き落とすことにしました。「もう俺のそばに来るな、来ると頭を張りますぞー。」ですね。
 まだまだ確りとついていない社会性は、小生に甘えていてはつかないと思いましたね。その他に、「昼も働きたいなら、会社の昼の業務を見に来い、給料を貰うなんて思うなよ。人がどう働いて稼いでいるか、肌で感じてみろ。無報酬で手伝うぐらいが若者じゃ。」とだけ、言っておきました。

 昼の業務に、やってきて手伝ったり、また来なかったりの子供のような曖昧な社会性ですね。
ですが、彼にとっては運よくでしょうね。夕刊を配っているベテラン配達員が病気になりました。丁度昼間にぶらぶらしていた彼に、仕事がまわってきましたね。
 夕刊配りも、ミスの連続で大変だったようですが、ちょっと落ち着いてきているようです。昼と深夜の給料を合わすと、彼の歳では恥ずかしくはないですよ。

 彼は相変わらず、小生に怒られても、そばにやってきますね。昼の業務の報告をしにきます。深夜の仕事振りはわかりますからね。
 小生は、「身なりに気をつけろ、子供に気をつけろ、調子に乗って事故を起こすな。」と「我が商店街の中を配っていて、子供に怪我をさせたら承知せんぞ。」と怒鳴りつけるだけですね。

 そんなこんなで、どうにかこうにか一人歩きし出しましたね(小生はまだまだと思ってます)。そんな彼が、小生に夢を言いましたね。「呑気さん、僕、整備士になりたいです。」、小生が、「なんの整備士じゃ?」と聞くと、「バイクの整備士にです。」と・・小生は、子供だなーと先ず思いました。
 しかし彼に向上心が芽生えてきたのだなーと感じ、「うん、それもよかろう、だが今の新聞配達を、あと2年間は続けろ、整備士になる為の人間性(社会性)を、新聞配達で身に着けろ、人間性の修行をしながら稼げる、こんなありがたいことはないと思って勤めなさい。」と諭しました。

 彼が、「人間性が出来るとは?」と尋ねましたから、「俺の言うことを聴いて、2年間続けるとわかる。今説明しても、お前は無理じゃ。まあ周りが見れるようになると言うことやがなー。」と言うと、頷いてましたが、2年は長いですが、彼が真の大人になるには短いかもと思いますね。

 こんな若者達と日々一緒に仕事をしているのが、この歳になって大変楽しいです。彼の逆もあります。社会性が欠落した40歳近くになった社員は、とうとう社員からアルバイトに格下げとなりましたね。
 格下げになった彼の、最大の欠点は、向上心が上手く育ってないですね。楽しよう、楽しようと言うツケがまわってきましたね。小生だけが、彼に怒鳴ってましたが、年齢から行くと救えない状態になってしまいましたね。

 「ひきこもっていた青年」は、そんな若者達の浮き沈みを眺めながら現実社会を経験しているのですね。小生は彼に、「ここで働きなさい、給料を貰いながら、自分(社会性)が成長できるなんて、こんなありがたいことはない。楽しようと遊べば、金が要るだけだろう。」と繰り返し言うだけですね。

 結論がまとまりませんが、政治が悪く若者達の働く場所がないとワイワイ言ってます。確かにないかもしれません。
 でも若者達に、どんな小さな仕事でも挑戦して、社会性(人間性)を磨いて欲しい気持ちもありますね。地方の地域社会でも、人の嫌がる仕事は(清掃業や新聞配達業や、肉体的過労の農業等々、諸々ありますね)老齢化して、人材が足りませんね。先ずは働いてみて、暫く修行するぐらいでも(腰掛は駄目ですよ)、後々の人生に損することはないと思いたいですね。

訳のわからぬまとめとなってしまいました。

デジブック・・「遊季節・9月の2」が出来ました。今回は、仕事中にカブで走りながらの沿道の花達です。

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