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昔と変らぬ人力の世界・・

2008年3月14日天気は雨

 小生が新しい人生模様に入ったことは、このブログに記しましたね。もう1ヶ月半が経ちましたね(もう新人に小生の仕事を教えています。)。だいぶ慣れて、仕事の内容がほぼ把握できましたので、その世界を塵埃記に落とすことにしましょう。

 小生の新しい仕事は、新聞屋の業務につきました。一言でいって、昔のままの人の作業だけで、機械化されていない、またされない世界(業務)と言えますね。ですから新聞屋には沢山の人達と色んな業務が必要となりますね。田舎の山間部だから、読売を除いて全紙を扱ってますから、余計に合理化できず、昔のまんまの世界と言えますね。手作業での仕事ばかりですね。

 新聞屋は、配達業務が主力となっていますが、その補助作業と言うのが沢山あります。昼間に沢山のチラシ広告をセットにして、新聞に折り込みやすくしています。これも人力でないとできないですね。沢山の人達(老若男女)がやってますね。またそのチラシセットを配達する人達の部数に分けて完成ですね。機械では振り分けはできませんね。

 さて小生の業務は、数ある配達員の補助業務の中で「落ち配(落とし)」と言うのを主にやっています。業務は配達員達と同じ時間で、午前1時に出勤ですね。沢山の配達員がやってきます。彼ら配達員にはタイムカードはありませんね(小生はあります)。自分の配達する地域の新聞を管理して正確に配達すると言うことだけに集中します。彼らは、午前一時ごろにトラックで大阪と神戸から運ばれてくる新聞を、神戸、朝日、毎日、産経等々とスポーツ紙等を配達する各家の順番にチラシ広告を入れながら新聞を組んで行きますね。各配達員の部数の平均は250部程度でしょうかね(8000軒ほどありますから、人数はわかりますね)。

 その組んで行った新聞にチラシが入ると倍の500部ほどの量(かさ)になりますね。唯一機械化(自転車から単車)されたカブの前と後ろの荷台には積載することができませんね。そこで小生の補助業務が必要となりますね。
 各配達員の積めない新聞束を軽四のバンに積んで、配達員が指定した各地の場所へ素早く新聞の束を置いて行く業務(落として行く)ですね。配達員から「呑気はん、この場所に落としといてー」と頼まれます。深夜に、広い我が市の街から山間部の村へとくるくる回って新聞束を落として行きますね。その落とした新聞束を配達員が配達しながら追っかけて、また次を配達しますね。途中にある田舎でも増えてきたコンビニでの販売の新聞束もお届けしますから、約3時間ほどは軽四のバンで走りまわることになりますね。地域をよく知っていることと記憶力の世界ですね(覚えてしまえば簡単です)。この業務も手作業でないと出来ないですね。他にも色んな業務がありますが、総て手作業となりますね。

 2月から、この仕事を経験していますが、雪や道路の凍結、激しい雨の日はそれは大変な業務となりますね。配達員がカブで転んだ、カブがパンクして配達できない、雨が激しく新聞が濡れてしまった等々と色んな事態が、都会と違って田舎の山間部だから起こってきます。その突発的な事態に対する救急業務も小生の仕事の一つですね。

 小生は思いますに、長閑な我が地でさえ天候で大変な業務となるのに、東北や北海道の雪国、また離島の海を渡る等々の地域の方々に毎日新聞を届けているこの業務の過酷さを感じましたね。
 「そこに新聞を待っている読者がいるから・・」と言う気持ちがないとできないですね。過疎化が進んだ地域などは、昔ながらに少年達が配達して頑張っているそうですね。小生の勤務している新聞屋には、少年達はいませんが、70歳を越える超ベテラン達も頑張っています。小生もコンビニに新聞を届けてますが、「毎日ご苦労様、頑張ってください」と声をかけられると嬉しいですね。軽四で走っていて、カブで走っている配達員に出会います。「こけるなよ。頑張れよ。」と声をかけたくなりますね。

 長くなりました。本日は小生の仕事を記しました。また次の機会には、この仕事から見た我が町や人の営みの面白いものを記したいですね。あっそうだ。深夜に山間部を車で走ってますと、狐や狸とよく出会いますよ。今のところは狐の方が多いですね。立ち止まって小生の車の方を眺める奴もいますね(笑)。色んなエピソードに遭遇すると思います。次回をご期待ください(笑)。では、本日はこの辺で落とします。

 アバウトミーに「新聞を購読してますか?」と言う質問をしました。新聞の将来も気になるところですね。(新聞を購読してますかをクリックすると中へ入れますよ。)

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コメント

呑気様 こんにちは
午前一時からもうお仕事が始まっている・・・・脅威の世界ですね。 ご苦労様です。

以前山間部に住んでいた時のことですが、朝刊が夕方届きました。
ですから夕刊はありませんでした。
しかも呑気様の言われる「落とし」そのままに、新聞屋さんが、集落の入り口のある地点に新聞を置いていき、購読者はそれを徒歩で200mくらいのところまで取りに行っていました。
この新聞屋さんはその村に入ってくる商業紙を一手に掌握していて、購読者はそのサービス振りに何の文句も言いませんでしたね。
呑気様の今回の記事を読みながら昔の出来事を懐かしく思い出しました。
お体を大切になさり、健康にお過ごし下さい。

投稿: ぶちょうほう | 2008.03.15 21:14

呑気さん、わたしは明日の朝から新聞を読むときに
大切に読もうと思いました。
これだけの人が関わっているとはしりませんでした。
しかも午前1時!
わたしはまだ起きていて本を読んだりしている時刻です。
呑気さんがこうして書いてくださったおかげでたくさんの方々のご苦労を知りました。
ありがたいことだと思います。
呑気さんもどうぞ体を大事にしてくださいね。
そしてがんばってね。

投稿: きらり | 2008.03.17 00:06

呑気さん

深夜のお仕事ご苦労さまです。
これから明日まで始まるのですね。

新聞販売所(呑気さんの所は大きいようで・・)の様子はそれなりに少し知っていますが、大変なお仕事でもありますね。

みんなが寝静まった時間に働き・・朝起き抜けに新聞を読めるようにそれぞれの家庭に配達すると言う、お仕事に携わっている方々は大変ですが、ありがたいことですね。

落とす・・と言う意味解りましたね。夜明けに帰宅する時束にした新聞が落としていたのを見かけたこともありました。(遠い昔)

ポートアイランドにパートに出ていた時、同僚の一人が、早朝から島のマンションなど沢山件数を持って配達して、その後私達と同じ仕事に来ていました。
新聞配達も10年以上のベテランで、女手一つで4人のお子達を育てて頭が下がる思いでしたね。(今ふっと思い出しました。)

投稿: ryo | 2008.03.18 00:57

皆さん・・ありがとうございます。一括お礼ですね。

沢山の人達が集って仕事をしていますね。小生のような補助業務は、深夜の場合は5人ぐらいでまかなっています。補助業務は正社員系の人達ですね。小生はアルバイトですが、社員系の仕事をさせられていますね。

配達員の方が小生のことをよく知っている人達が多く、普段は寡黙な人達が多いのですが、小生には明るく、なんでも話しかけてくれますね。

彼らの人生模様を少しづつ感じながら過ごしています。
でも、素敵なことに彼らは家族の為に一生懸命に働いていることだけは言えますね。裕福になりたいや、遊びたいと言う気持ちでは、勤まらない業務かもしれませんね。

投稿: 呑気おやじ | 2008.03.19 12:56

私は小学校の時に新聞配達をした経験があります。あの頃は学校帰りに配っていましたから、朝刊も夕刊みたいなものでしたね。(笑)
一番辛かったのは祭りとか花見などで、みんなが遊んでいる時に配達する事でした。
あと、夏にはアイスキャンデーを売っていましたが、これは売れるほど貰うお金も増えるので、子供心に結構楽しかったです。(*^^)v

投稿: kazu | 2008.03.21 15:59

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