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イチローのバットに驚いた・・

2008年1月24日曇り、小雪模様です。

 寒さが厳しくなってきました。まったく自然と遊べていません。塵埃記を進めなくてはと思います。火曜日の夜にNHKの「プロフェッショナル」と言う番組にメジャーリーガーのイチローが登場しましたね。彼の現在の言動を楽しみました。

 小生が驚いたの彼のバットの話でしたね。細くて、芯がバットの先端に近く小さい、とても扱い難いバットだと言う事は前から知っていました。イチローが言うには、プロで活躍しだした頃にあるバット工場で、沢山のバットの中から手にした中で「これだー」と決まったそうです。それと同じものを今も使い続けていることに驚きましたね(10数年になりますね)。
 「なぜ、このバットに?」の質問には、「答えられない、これだと感じたからです。」と言いましたね。この感性と、まだ使いつづける頑固さ(これからも同じもの)に、彼の途方もない天性みたいなものを感じましたね。

 小生も高校球児の端くれでしたが、バットは迷いましたね。打てなくなると代えたくなりましたね。こんな曖昧な精神状態では、小生は「田舎のオッサンでよかったのだ」と思いました。イチローの言動は、小生が野球を続けていればの甘い懐古を、「オッサン、そりゃー夢じゃ」と一つ一つ諭されて、我が人生これでよかったと落ちつかせてくれますね。

 ネット検索で、「イチローは何人に一人の天才か?」と言うコラムを見ました。高校男子から高校球児、プロ選手、大リーグ選手、大リーグオールスター選手となるまで、日本の男子の中で何人がなれると試算して行くコラムでしたね。結論は「1800万人に一人、25年に一人の天才」となる試算を出しましたね。

 イチローのこぼれる言葉は、素直に感性から発せられていますね。彼はまだまだ結論(完成)が出せないのだと思います。野球を愛しているから、努力する情熱があり、進化の途中なんでしょうね。評論家やマスコミは、もう偉大になった彼からの野球の奥義(結論)を聴きたいのでしょうね。それに対する彼の言葉は、彼の感じるところや、奥義に近づこうとする言動になるから、技術論じゃなしに哲学の様に聞えてくるのだと思いますね。
 小生は、この様なイチローが大好きですね。ある意味で大変謙虚ですね。彼は「彼の奥義」がぼんやりと見えている感じがしますね。これからはっきりと見つけて行く姿勢でして、言葉にできないのでしょうね

 番組の最後に、「4割は打てますか?」(結論が聴きたいのでしょうね)の質問に、イチローは「50歳で4割を打ってみたい。」と言いましたね。小生は夢と言うより、ある哲学(今の努力を続けていれば)を言っている様にとりましたね。また、彼は「お腹がでたら、野球を辞めますよ。」とも言いましたね。この言葉も、これからの野球選手に大変深い意味を持つ言動ですね。
 イチローは、これからの野球技術の先駆者の道を歩いている様です。パワーよりも、スピードとバランスとセンス(感性)が大切なんだと言っている様(彼はまだはっきりと言ってませんね)に思えてなりませんね。10年後、20年後の彼の言葉を聞きたいですね。

 彼の言葉を聞くためにも、長生きしなくちゃーと思いました。こう思わせてくれるイチローには、やっぱり尊敬しかありませんね。

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コメント

呑気さん、
大変に楽しく拝読しました。
わたしは野球のことをまったく知らないのに「イチローさん」のファンです。
彼の野球、というより彼の生き方や考え方が好きなのかも。
野球人生を貫いている凛とした姿勢も好きです。
彼には最後の最後まで野球を続けて欲しいな、
そう思います。

投稿: きらり | 2008.01.24 13:13

呑気様 こんにちは
小生はこの番組を見ませんでしたが、これは大きな不覚でしたね。
以前同じメンバーでのインタビュー形式の番組がありました。
それは見たので、今度の番組も見るつもりで居ましたが、ウッカリしてしまいました。
イチローは若くして前人未到の分野に入ってしまい、しかもその後も研鑚を怠りません。
この辺が彼の凄さの第一幕でしょうか
特別な人間なのかというと、普段のイチローはまるで特別ではなくて、そこらに居る活きのよいお兄ちゃんのようですね。
しかし、こと野球に関して喋らせれば、とんでもない哲人に切り替わりますね。
小生たちがとてものことに考えつかないような、驚くべき思考が言葉になって次々に紡ぎ出されてきます。
そして、私たちに本物の凄さ、奥深さを否応なく示してくれておいて、当の本人は、涼しい顔をしています。
やはり物事の道を為す人は、純粋で、努力家で、性格が真っ直ぐですね。
彼の場合はそれが並みのことではなくて、群を抜いているので、私たちの尺度では足りないかもしれませんね。
シーズン最終戦で、彼が守備に付き、そのときに一人人知れず流した涙を見て、見ているこちらも高められるようなそんな風に感じてしまいました。
再放送があるでしょうから、気をつけておきます。

投稿: ぶちょうほう | 2008.01.25 21:35

きらり様・ぶちょうほう様・・ありがとうございます。

イチローの凄さについて、小生の感じるところを追加しますね。
野球は相手投手がいて、その投手のとの心理戦みたいなところがありますね。それにプレッシャーと言うものもありますね。この二つは、目に見えませんね。この見えないものを努力で克服しようとしてますね。
彼は、「脳で判断していては打てない、体の全神経や筋肉が勝手に反応している。」・・これは、野村監督などの相手の心理を読むと言うことを遥かに越えていますね。往年の長嶋(彼は感性だけで)を感じさせますね。
イチローは、努力で到達できると感じている様ですね。プレッシャーも同じように、はねつけるのじゃなしに、あえて背負ってみようの領域に入ってきましたね。

昨年の大リーグのオールスターで、史上初のランニングホームランを打ちましたね。あのフェンスの角にあたる打球の確立を考えて、彼は、「自分には、目に見えないなにかがあると感じた。」と言いましたね。

 小生は野球技術好きですが、もうこの領域(空の領域)の言葉は凄すぎて、感心して、彼を眺めているだけですね。

投稿: 呑気おやじ | 2008.01.26 10:50

追加・・イチローは、ひょっとして次に起こりうる状況を予想する能力に類稀な能力があるのかもですね。

この状況なら、投手が投げてくる球は、たぶんこんな感じだろうとですね。
 この準備段階で、脳にある程度の状況を想定させていると、瞬間には脳が反応しなくても体が反応しますね。

ああ、やっぱり凄すぎて、小生には無理ですね。

投稿: 呑気おやじ | 2008.01.26 11:02

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