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夏の鎮魂

白い麦わら帽に 白いランニングシャツに 白い半ズボン
燦燦と照りつける太陽の下で 河原で元気に遊ぶ子供達
遠くで母が 野良仕事をしながら 子供達を見ている

軍帽をかぶった少年達が、勇ましく歩いている
学校での活動も整然とした 活き活きとした小さな軍人達
勉強よりも 大人に混じっての働き者達だ

志願して戦場にでる青年達 母の為 恋人の為にと
その凛々しい姿の中に 悲しみを湛えた清んだ瞳
必ず母国の為にと 常に直立の姿勢で日々を送る

そんな彼らの生きた証を 一瞬にして奪った遠い夏の日
そんな彼らの純粋に生きた証を 奪い去った遠い夏の日
そんな彼らの幸せな未来を 壊してしまった遠い夏の日

そんな彼らの生きた証に 私は深く鎮魂する暑い夏の日


暑い夏の野に咲くオニユリです。

●戯言・・オニユリは中国からの渡来種として考えられており、球根(鱗茎)が凶作時の非常食として重用されたことから、日本全国に分布するようになったと考えられています。

 オニユリの球根も食していただろうの戦時下でも、活き活きと明るく時代を生きぬいていた少年、少女達や若者達の姿をドキュメンタリーや映画で見るとその後の悲惨な死を迎えたことよりも涙を押さえきれなくなります。
生きた証に鎮魂することこそ大きな反戦への思いがわくのじゃないでしょうか。
 今も戦争で沢山の庶民が犠牲になっていますが、生きていてこそ「平和に」と言えるのであって、その庶民の小さな営みこそ一番大切にして欲しいと思う、毎年の鎮魂に入る八月です。

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