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夏の夜の庭で、小さな感動。

 我家の庭には高さ7mほどの多羅葉の木(葉書の木とも言われ、紙や墨のない時代に葉の裏に傷をつけて、お経を残したそうです。)があるのですが、夏の夜にクマゼミが沢山あがります。午後十時ごろ、風呂上りに夜風を楽しみながら、一生懸命に羽化する姿を冷たいビールを飲みながら楽しみます。

「クマゼミが羽化したすぐです。」をダウンロード
土の中で七年から八年ほど眠っていた幼虫が庭の低木にあがってきまして、殻を破って羽化しようとしています。体や羽が確りしてくるのをジーと待っていますね。

「羽化が始まり30分」をダウンロード
ごそごそ動きかけました。羽に養分が行き渡り、確りするまでが大変なんですね。このクマゼミは動いていますから危ないと思って眺めていました。羽が確りするまでに地面に落ちると、羽に傷がつき羽が綺麗にそろわず、飛べなくなりますね。案の定にこのクマゼミは地面に落ちてしまいました。多羅葉の木に登らせてやりましたが、可哀想ですが、恐らく飛べないから、アリの餌になることでしょう。

「羽化したクマゼミです。」をダウンロード
幼虫が元気で多羅葉の木の上部にに上って、幼虫から出て、1時間ほど動かずジーとしていれば、この画像のように立派な成虫になれるのですね。羽の色がまだ緑色なんですね。蝉の血(?)は緑ではと思いますが、やかましくなくクマゼミの羽は透明で羽脈は黒ですね。

 土の中に長年暮らして、成虫になって10日ほどで命を終えるクマゼミの羽化ですが、その生まれ変わる姿を見ていると、「頑張れよっ」と声をかけたくなる。夏の夜の生命の息吹の自然に小さな感動を本年も楽しめました。


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