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しゃがんで見る

人影のない山道を一人で歩く
早春の日を受けて 木々が芽吹いている
風はまだまだ冷たい

歩く足元に異様なものを見つけた
なにかの卵のようだ
てんてんと落ちている しゃがんで見つめた

なぜこんなところに 人が歩くところに
しゃがんで思いを巡らした
山道に水溜りが出来ていたのだろう
その水がなくなってしまったのだろう
馬鹿な奴だなー

春風に吹かれながら 山道を帰る
ふとまた 卵のようなものに
思いが巡った

人の世もこんなことが あるのだろうなー
一生懸命に取り組んでやったのに
まわりが見えず 徒労に終わることが
馬鹿な奴は 今ごろどうしているのだろう

帰りついて また思った
水溜りを見つけてやっていたらなー
しゃがんで 少し後悔が沸いてきた

天候が悪くなりそうだ
ふむっ 奴は雨を知っていたのかー


nanitamago本日(3/2)は山道で見た蛙の卵?でしょう。

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コメント

しゃがんで見る 
立ち止まって見る
目線を変えて見る

そういったことは大切なことだけど
ついつい時間のせいにして、
やってない気がします。

この詩は生き物をちゃーんと思って
生き物の視線にたって見てる詩ですね。
上からみていたのでは気がつかないことって
たくさんたくさんありますから。

蛙の卵の写真は正直、ぎょえ!となりました(笑)
でも、詩はいいですね。とっても。
最後の「やつは雨を知っていたのか」
そうですよ!やはり自然の生物は私たちよりも
お利口なんですよ(笑)

投稿: 理桜 | 2005.03.04 11:40

理桜さん・・ありがとう。
駄詩を繰り出してますが、良い詩を作ろうとはそれほど思ってないのですよ。さりげなく、気負わずですね。

だんだんと言葉を削ぎ落としたくなるのですよ。
自分の中で結論付けてしまうほど物事に自信がないのだろうと思います。駄詩にして、ぼやかしているのでしょうね。この方が、楽なんですよ。

投稿: 呑気おやじ | 2005.03.04 12:22

こんにちは、呑気おやじさん。
このゼラチン質に包まれた黒い卵の集まったものには見覚えがあります。多分サンショウウオの卵だと思います。
沼か田んぼの近くだったのでしょうか?

投稿: Nori | 2005.03.07 12:05

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