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里山の猛毒草

kawatibusi.JPG
本日(10/19)はヤマトリカブト(キンポウゲ科)です。

数日前に里山のじめじめした薄暗いところに綺麗に咲きあがったこの花に数株出会いました。ネットのお友達と花談議しまして、「ヤマトリカブト」か「カワチブシ」かとお話しましたが決定打が画像では出ませんでした。地域からゆくと関西ですから「カワチブシ」で良いかもですが、とりあえずヤマトリカブトと記してパソコン検索の中で面白いコメントが沢山ありましたので抜粋します。コメントの作者名を記しませんが、抜粋ですのでお許し頂けるでしょう。

★ヤマトリカブトによく似たトリカブト類は世界に約100種くらい知られる。分類のとてもむずかしい植物で、これからの研究が待たれる。

★トリカブトはキンポウゲ科の多年草で,トリカブト属の植物を総称する場合と,中国原産で園芸用に栽培されるハナトリカブトをさす場合があります.

★最も有名な毒草。昔、アイヌはクマを殺すのにこの毒を矢に塗って使ったと言われる。漢方では強壮、強心、鎮痛などの要薬として、古くから減毒法が工夫されて使われています。ただし、毒性が強いため、素人は決して手を触れないようにしましょう。

★鳥兜とは,舞楽のとき,楽人・舞手がかぶる兜ということで,特徴的な花の形がそれに似ているからです。

★春の山菜シーズンには毎年のように中毒事故が報告されている。見た目も柔らかく、またゲンノショウコやニリンソウの芽生えと間違うことが多い。誤食すると手足のしびれが起きた後に死亡することもあるので要注意。

★*5枚の帽子状のもの⇒がく片 *2本の角状突起 ⇒花びらとなる。トリカブトは蜜腺に替えた花びらを帽子状のがく片で守って、虫がそこにもぐりこむ際確実に花粉をつける仕組みを持っているようです。

★はっきり言って食べるのは無謀。確実に死にます。しかもいまだに治療法は少ないというおまけつき、まだ死にたくないのでひとまず毒の弱そうな上の方の葉をちぎって切り口をなめる。・・・「苦い!」もうそれだけで十分、さすがにかじりつく勇気はなく、葉の味見は断念。

★トリカブト毒はアルカロイドの一種で,神経伝達部(シナプス)に悪さをするタイプの毒です。もちろん,虫にも神経系があり,神経伝達物質は使っているんですが,虫がおもに使っている神経伝達物質は,人はほとんど持っていないので,人の神経伝達機構に働く毒物は,昆虫には効かないんですね。
その逆もあるわけで,昆虫の神経と筋肉の間の情報伝達をしている物質を妨げることで殺虫効果を持っている薬もあります。犬に月1回飲ませれば効くフィラリア予防薬もその1つで,あの薬はフィラリアに効くだけでなく,疥癬(ヒゼンダニの感染による皮膚炎)にも効果があったりします。

以上、長くなりましたが色々楽しませてもらいました。里山の中の花姿は素敵なものでしたね。


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コメント

きんぽうげ・・は絵本の「緑のバス」とか
色んなのでいい印象ですが
トリカブト・・って言うとどうしても
余りいい響きでなくて~~

投稿: セラ | 2004.10.20 17:07

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朝は静かです 人が殆んどいなくて 巫女さんが支度のため傘の下 静静歩いて・・・神社に消えました。 [続きを読む]

受信: 2004.10.20 17:07

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